きょうは「こどもの日」。我が家でも鯉のぼりがゆうゆうとなびく。といっても、ベランダに設置する小型のタイプ。屋根よりかなり低いが、それでも風が吹けばおもしろそうに泳いでいる▼この鯉のぼり、子どもが何歳まで飾るのかとの話になった。息子は今年で8歳。そろそろ恥ずかしがる年だと思うが、妻は「もったいないから、ずっと揚げる」とのこと▼困った時のネット頼み。「鯉のぼり」「何歳まで」で検索し、引っかかったページに目を通したが、正解はなさそうだ。「子どもが『やめて』というまで」「『立派に育ってくれた』と親が思うまで」が答えか?▼うちには5月5日に恒例となっている行事がある。私が息子を肩車し、鯉のぼりと一緒に写真を撮ることだ。毎年の写真を並べると、成長する子と老けゆく父が一目りょう然でおもしろい。息子が19歳になるまで私が肩車し、20歳になった年、逆に肩車してもらって撮影するのもいいかも。我が家はあと12年、鯉のぼりが泳ぐことになりそうだ。 (西山)

(ニュース和歌山/2018年5月5日更新)