提案者:吉野 俊幸(安楽寺住職)

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和歌山市中之島の安楽寺では3年前より、「お寺de縁結び」というイベントを行っています。分かりやすく言うと「抹香臭いお見合いフェス」です。開催テー マは「仏と仏が出会った。2人のつくる世界は浄土である」とし、数珠づくりやゴマ豆腐デザートなど、お寺ならではの内容を盛り込んでいます。

 過去の開催で多くのカップルが成立しました。ところが男子の草食化と言いますか、その場でカップルが成立しても、後日1、2度会って自然消滅…なんてこ とがとても多いのです。やっぱりタイプじゃなかった、というのでしたら分かります。そうではなく、互いにまた会いたいと思いながらも自然消滅してしまうの です。あぁ、なんともったいない! 縁は探すのではなく育てるものですよ!

 でも大丈夫、この法案をご利用ください。「月に3回、すべてのお店のサービスにカップル特典を」。特典は何でもいいのです。それこそアメ1個でもいい。 ハロウィンの時期は色んな店にお菓子が置かれましたよね。そんな感覚でいいのです。月3回、2・12・22日でどうでしょう。

 ちなみにカップルは単に男女というのではなく、条件があります。それは交際中であること。証明方法は、「店員の目の前で手をつなぐ」。これだけでOKです。

 ではここで、カフェデート中の男女を例に出しましょう。2人で会うのは3回目。そろそろ告白したいが勇気を出せない男性、店員さんにこう伝えてくださ い。「カップル特典をお願いします」と。おっと、これは間接的な告白ですね。女性は驚き、ほおを赤らめ、手をつなぐ——。 

 さらに対象を広げて、夫婦も特典を受けられるようにしましょう。すると、最近手をつないでいないご夫婦も愛を再確認。この法案で和歌山には愛があふれます! キャッチフレーズは「愛の国・和歌山」。

 え? 手をつなぐことを拒否されたらどうするかって? それは時期尚早でしたね。その日はいっぱい泣いて、再度チャレンジしてください!

(ニュース和歌山2014年11月22号掲載)