アースデイをご存知? 地球や環境のことを考えて行動する日として1970年にアメリカで宣言された「地球の日」。一般的に4月22日とされ、その前後に世界各地でマラソンやコンサート、農産物のマーケットなどの催しが行われる▼和歌山でも25日、湯浅町の栖原海岸でアースデイにちなんだイベントが開かれた。テーマは「海からの視点で地球を感じよう」。シーカヤックの体験と海岸の掃除をした後、砂浜で民族楽器の生演奏を楽しんだ▼初めてのシーカヤック。海底まで透ける海の上、朝から日が暮れるまでこぎ続けた。大海原に投げ出され、地上では感じ取れなかった風や太陽の動き、潮の流れをダイレクトに受け取った。地球を感じる余裕が心の中にあった▼大型連休後半。離島のリゾートへ行くつもりだったが、どのホテルも満室、飛行機は満席。山を歩き、テントで寝泊まりする旅に変更した。テーマは「森からの視点で地球を感じる」。これまで以上のデラックスな旅になりそうだ。(岡村)

(ニュース和歌山2015年5月2日号掲載)