1面掲載の侍ジャパン、小久保裕紀監督インタビュー。紙幅の関係で割愛したが、節目に挙げた数字がもう一つあった。〝2000〟だ▼野球ファンならすぐにピンと来るだろう数字。その通り、2000本安打のこと。挙げたのは名球会入りの条件となるこの数字にたどりついたうれしさからではない。「達成した後、目標が見つからなかった。引退を考えるきっかけになった数字」なのだそう▼ニュース和歌山は今号が5000号。読者の皆さまのおかげで大きな節目を迎えられた。ただ、歴代先輩記者のバトンを受け継いだだけなので、個人的に達成感はなく、プロ野球選手じゃないので引退もなく…▼5000号を記念し、「祝」をお題に募った川柳(8面掲載)には「五千号次のお祝い一万号」との温かいエールも。電卓をはじくと今のペースなら1万号は60年以上先…。あの世から読むことになるだろうが、先を見過ぎず、まずは5001号に全力を注ぐのみ。これからもご愛読よろしくお願いいたします。(西山)