和歌山県第九合唱団の演奏会「夏の大合唱~ミート・ザ・オーケストラ」が7月9日㊐午後3時、和歌山県民文化会館大ホールで開かれる。

 公演日は和歌山大空襲があった日であることから、山本光子団長は「72年間、守られてきた平和があったからこそ、自然の美しさと伝統文化に支えられた観光日本が維持されてきました。美しい故郷をいつまでも残したいとの思いを込め、『ふるさとの四季』と『大地讃頌』を歌います」と張り切っている。

 国際的に活躍する指揮者、藤岡幸夫さん(写真上)を招いて送る恒例の夏公演。藤岡さんが首席指揮者を務める関西フィルハーモニー管弦楽団の演奏に合わせ、合唱団員約100人が歌声を響かせる。

 合唱前の第1部では、関西フィルがチャイコフスキーの『組曲「モーツァルティアーナ」第3曲〝祈り〟』と『ヴァイオリン協奏曲ニ長調』を披露。和歌山市出身のヴァイオリニスト、澤和樹さんの娘で同じヴァイオリニストの亜樹さん(同下)も登場する。亜樹さんは「父が生まれ育った和歌山は私にとって第二の故郷です。生を受けていることへの感謝の気持ちを感じながら、人を癒すことができる音楽の力で平和を願い、演奏させていただきたい」。

 S席5500円、A席4500円、学生2000円。県文ほかで取り扱い。和歌山県第九合唱団(073・422・4225)