11日(土)午後1時半、和歌山市吹上の県立近代美術館。

 同市今福の国登録有形文化財、郭家住宅は、医師の郭百輔さんが1877年に建てた洋館。正面にバルコニーを設けたベランダコロニアル様式が特徴で、奥に陸奥の生家と言われる江戸時代の数寄屋が残る。老朽化が進み、個人での維持管理が難しく、2017年7月に郭家住宅の会が立ち上がり、保存、活用の道を模索する。

 11日のシンポジウムでは、建築史が専門で、自然や歴史文化を生かした建築を生み出してきた東京大学の藤森照信名誉教授が、明治初期洋風建築について講演。続いて、同会世話人代表で近代建築史家の西山修司さんをコーディネーターに、藤森さんや地元自治会長らを交え意見を交換する。

 500円。当日午前10時から美術館受付で整理券を配布。西山さん(同445・3633)。なお、第1日曜午前10時〜午後3時に住宅を一般公開。12月2日(土)と3日(日)は美松市場や水軒の海水浴場など周辺の古い写真を展示する。