5月5日㊏と6日㊐、和歌山市今福の郭家住宅

 1877年に建てられた郭家住宅に、戦前のものと思われる和紙製のこいのぼりを展示する。郭家住宅の保存、活用に取り組む郭家住宅の会世話人代表の西山修司さんが同市の古美術商で見つけたもので、金や青、赤色で模様が手描きされた全長210㌢の真鯉。

 このほか、同市和佐地区の大庄屋だった中筋家の分家、中筋正保さん宅で保管されてきた鉄製のよろい飾りや、昭和前期の武者人形も展示する。「歴史ある建物に歴史ある行事は似合う。端午の節句に日本ならではの風習を懐かしんで」と呼びかける。午前10時〜午後3時(6日は2時)

 西山さん(073・445・3633)。

写真=和紙のこいのぼりを広げる西山さん