上田絵理さん『絵本通信』発行  絵本の世界楽しんで
     
おすすめを紹介した『絵本通信』=手前 本紙で絵本を紹介するコラム「ねえ、読んでみて!」(2000年2〜5月)と「新 ねえ、読んでみて!」(01年4〜9月)を連載していた和歌山市の上田絵理さんが、『ERIの絵本通信』の発行を始めた。A4サイズ1枚に、テーマを決めて2冊の絵本を紹介。年4回発行する予定で、和歌山市広瀬中ノ丁の宮脇書店などで無料で配布している。
 「ねえ、読んでみて!」は、息子が小さかったころに読んだ中からおすすめの絵本を紹介し、子育て中の母親らから好評を得たが、その子もいまは小学6年生。「息子は絵本から卒業しましたが、私自身は離れられなくて。大人でも自分のために絵本を買う人が多いと聞き、大人が楽しめる絵本を紹介できればと考えていました」と上田さん。
 第1号はクリスマスシーズンから「愛する気持ち」をテーマに、『ぼくのともだち おつきさま』(講談社)と『だいじょうぶ だいじょうぶ』(同)の2冊を取り上げている。『ぼくの〜』は友情を、『だいじょうぶ〜』は家族の愛を描いた作品。「恋人同士の愛に置き換えても違和感ないと思います。クリスマスに絵本をプレゼントしてみませんかという視点で選びました」
 絵本の写真をカラーで入れ、読みやすい文章を心がけ、内容のポイントを書いた。上田さんは「絵本は本来、年齢に関係なく読めるもので、友情や愛、生き方、老いと死など大人が読んでも得るところがたくさんあり、疲れた心を癒してくれます。『絵本通信』を通して、気軽に本の世界に入ってもらえればうれしい」と話している。

写真=おすすめを紹介した『絵本通信』=手前)