紀伊半島巡る歴史ドラマ
岡崎嘉作さん『熊野灘』

     
『熊野灘』 串本町に住む岡村嘉作さんがこのほど、紀伊半島周辺を巡る幕末から明治にかけての歴史ドラマをつづった『熊野灘』(写真)を武蔵野書房から出版した。
 岡村さんは、40年ほど前から教職のかたわら樫野崎灯台を核とした地方史の掘り起こしをしてきた。同書はこれまでの研究をもとにフィクションをまじえて著した1冊。第1章「寛政三年の紅毛船漂着」、第2章「明治三年のイギリス人による樫野崎灯台建設」、第3章「明治十三年のドイツ軍艦による『橋杭事件』」、第4章「明治十九年の英船ノルマントン号座礁沈没事件」、第5章「明治二十三年のトルコ軍艦座礁沈没事件」でまとめている。
 四六判、242ページ。1900円(税別)。問い合わせは武蔵野書房(国分寺042・326・0201)。