ロマン秘めた和歌山PR
貴志川町の中西泰正さん 喜寿記念しCD制作

 貴志川町国主の作詞家、中西泰正さんが喜寿を記念し、CD『紀の国ロマン』を制作した。これまで書きためた約1000の作品から、和歌山をテーマにした6作品に曲をつけ収録した。中西さんは「ロマンを秘めた和歌山を全国に売り出せれば」と意気込んでいる。

完成したCDを手にする中西さん 中学生のころ、源氏物語を研究する担任の影響で詩文に興味を持った中西さん。大学時代には詩人、西條80の同人誌で作品を発表したこともあった。
 その後はしばらく創作活動から離れていたが、1988年、大学時代の友人から届いた年賀状に「まだ詩を書いてますか」とのコメントが。「商売も子育ても見通しが立った」と再び作詞を始め、90年に『女の恋は流れ星』で日本全国歌謡祭審査委員賞を受賞、98年に『やさしさを胸に』で毎日新聞ファミリーソング入選を果たした。
 昨年春、77歳の喜寿を迎えたのを記念してCDを制作することに。作った詞は1000以上あるが、「紀州を全国にPRしたい」と、同人の意見を参考にしながら和歌山をテーマにした6作品を選び、作曲家の有田宏平さんが曲をつけた。歌は愛川けんじさん、花咲あいさんが担当している。
 中西さん自身のお気に入りは6曲目の『夢誘う紀州路』とか。「熊野に詣でた上皇らも、何かロマンがあって来たのではないでしょうか。1人でも多くの人に和歌山へ来てもらうため、ロマンを秘めた紀州をアピールしたい」と話している。
 このほか、CDには『紀文みかん船』『熊野詣』『州の道』『潮岬は母みさき』『貴志川旅情』を収録。2000円。問い合わせは中西さん(貴志川0736・64・2045)。

(写真=完成したCDを手にする中西さん)