日本の原風景を求めてひとり旅を続け、その記録を『こんなとこ こんな旅』など4冊に著した西川 巳さん。510カ所から115カ所を選び、文芸社から『こんな旅百選』(写真左)として出版した。
「古くからの日本が残る場所」を念頭に旅先を選び、日常から解き放たれた漂泊感を追い求める。移動は原則として列車とバス、そして徒歩。西川さんは「便利さはもうこのぐらいでいい。引き換えに失われることが大きい」と訴える。
既刊4冊が同社の目にとまり、「こういう旅を続ければ、日本の文化は変わる」と出版を持ちかけられた。『百選』では、「江戸情緒を探して」「手つかずの自然」「ふるさと和歌山を行く」「秘湯を巡る」など7テーマに分けて紹介している。
B6判、382ページ。1200円。問い合わせは西川さん(貴志川0736・64・4109)。 |