和歌山市永山の永井久夫さん(45)が大学院での論文をまとめた『企業組織と政策科学―正義・相互作用・自己創出』(文芸社)を出版した(写真)。
永井さんは紀陽銀行に勤める銀行員。実際に企業に籍を置く中で、「人を幸福にする組織とはどのようなものか」と問題意識を持ち始め、1995年に同志社大学大学院に入った。2000年に同大学院総合政策科学研究科博士課程研究指導を修了するまで、休日や就業後に通いながら研究を進めてきた。
同書は、博士課程時に書いた論文「企業組織の政策科学的研究―経営戦略と組織の相互浸透の視点から」と、修士論文「新しい企業組織の可能性―自己創出と相互作用のシステム」の2部構成。「研究成果を世に問いたいとの思いから刊行を決めました」と永井さん。政策科学の視点から、戦略と組織の相互作用、人間重視の企業組織を論じている。
四六判、220ぺージ。1000円。和歌山市内、紀北の各書店で取り扱っている。問い合わせは文芸社(東京03・5369・2299)。 |