和歌山市府中の浦秀行さん(75)が50年にわたる釣りの思い出をまとめた『忘れ得ぬ釣り 紀伊半島 川巡り、海巡り』を出版した。
元中学校教諭の浦さんは24歳から鮎の友釣りを始め、39歳から磯釣り、舟釣りもするようになった。「特に川釣りは水の流れや勢いを読んだり、魚とのやりとり、駆け引きがおもしろい」と話す。帰宅後は日時、成果、そのときの印象をメモに残すのを日課にしていた。
昨年、病気になったのを機に、子どもや孫に自分の歩んだ道を残しておきたいと思い、メモを取り出し、執筆を始めた。「何十年経っても、メモを見るとそのときの状況が鮮明に思い出される」と浦さん。「何千回と川や海に出かけた」なかから、印象に残っている釣りの話29編と、「鮎雑感」「鮎の味と環境」の2編のエッセイをまとめた。
現在も回数や時間は減ったものの、釣りを続けており、浦さんは「続編も書きたい」と意欲を燃やしている。
A5判、143ページ。1300円(税別)。問い合わせは機関紙宣伝センター出版(073・424・0141)。
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