幸之助との出会いや感性社会資本を掲載
21世紀WAKAYAMA

         
21世紀WAKAYAMA 和歌山社会経済研究所がこのほど「21世紀WAKAYAMA」第40号を発行した(写真)。
 巻頭言は元和歌山大学教授で現在、高崎商科大学の硲宗夫教授が「松下幸之助さんとの不思議な出会い」をテーマに、新聞社の経済部記者として松下氏を取材したこと、週刊誌に松下氏の一代記を連載したこと、松下氏の教訓から一つ選ぶなら、「志の経営」を挙げることなどを記した。
 また、寄稿は、大橋建一和歌山市長の「つつじと下水道〜和歌山市財政2つの難題」、紀陽銀行の岡田正意常務取締役の「新しい金融を夢みて」など4本。大橋市長はスカイタウンつつじが丘と市全域に及ぶ下水道事業が大きな問題を抱えていることを報告し、財政再建が急務としている。
 さらに、レポート&エッセイとして同研究所の藤川剛史さんの「白浜から熊野本宮を巡って」、谷奈々さんの「感性社会資本としての世界遺産」など3本を掲載。谷さんは、「感性社会資本とは、五感を刺激し感性を満たすことにより、心を豊かにする資本」と説明し、世界遺産登録が予想される紀伊山地の霊場と参詣道がそれにふさわしい価値を持ち、これを核にした地域づくりに期待をかけている。このほか、太地町で真珠養殖を営む三幸漁業生産組合の紹介などがある。
 A4判、57ページ。問い合わせは社会経済研究所(073・432・1444)。