海南市日方の作詞家、箸尾昭さんが作詞し、同市の水野幸宏さんが歌う動物愛護のテーマソング『生命(いのち)の限り』がCD化され、ミップツレーベルから発売された。愛犬を亡くしたことを機に生命を見つめなおした箸尾さんが呼びかけ、制作したCDで、箸尾さんは「地球や生命を考えるきっかけにして欲しい」と話している。
箸尾さんは3年前、長年飼っていたボクサー犬をがんで亡くした。愛犬が弱り始めた当初、自分で車椅子を作り、最期まで歩けるようにした。それを知った県動物愛護センターから「動物愛護の啓発に」と車椅子の展示を求められた際、毎年、引き取り手のない犬や猫が約5000匹も処分される実態を知り、「動物の生命の大切さを曲で訴えよう」と詞を書いた。
曲は、作曲家の切磨川恒さんが担当、歌は海南市の会社員、水野幸宏さんに依頼した。これまで県動物愛護センターや、京阪神の動物イベントで披露し好評を集め、昨年は日本ライトハウス盲導犬訓練部や日本聴導犬協会の推薦歌に。もっと多くの人に届けようとCD化に踏み切った。
ポップス調の明るい歌で、心を癒してくれる動物たちへの愛を歌う。箸尾さんは「地球は動物や植物、人間すべてが住むひとつの家なのだというメッセージを受け止めてもらえればうれしい。これでさらに動物愛護の啓発が進めば」と話している。税込み1100円。「和歌山の朝がはじまる」の2曲入り。海南市日方のカイナンレコードで発売している。問い合わせは箸尾さん(073・483・5757)。
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