和歌山市出身の歌手、西司が7月1日、4年半ぶりにフルアルバム「COURAGE」をリリースした。タイトルは日本語で「勇気」。「前に進めずにいる人に扉を開く勇気を」と、歌詞にそんな気持ちを込めたメッセージ色の強いアルバムに仕上がった。
中でも、最後に収録した『勇気の群れ』はアルバムを代表する歌。昨年(2003)夏、戦争のニュースを見て、「武器に負けている者に勇気を」と感じたまま歌にした。
一方、『憎めないヤツ』はペットのフェレットが西を見ている設定、『ボクには大切なこと』は等身大の自分を描いた「一番現実的な歌」と話す。
全曲とも作詞作曲から編曲まで一人で担当。つややかでのびのある歌声は健在で、コーラスは一人多重録音した。
以前は、キーボードで曲を書いていたが、最近はギターで作ることが多い。「昔ギターをかき鳴らしていたころのフォーク調の雰囲気で、分かりやすいコード進行を意識しました」。
今年に入り、所属事務所から独立、「xiexie(シェシェ)ミュージック」を立ち上げた。「メーカーの意向に合わせてプロモーションするのでなく、時間をかけて聴いてもらえる人を増やしたい」と思うからだ。7月18日に東京でライブを開くが、「和歌山で近いうちにアコースティックスタイルでのライブを」と意気込んでいる。
「COURAGE」は3000円。西司のHP(http://tsukasa.agz.jp/)から購入できる。 |