由良町の元教師、後藤宏さん(86)が『きのくに百余話』(写真)を出版した。
県教委指導主事、由良港中学校長など30年以上にわたり、教育現場で勤めてきた後藤さん。定年を1年後にひかえた1977年、脳梗塞に倒れ、後遺症で半身不随となったが、動く左手で文章をしたため、88年から御坊の地方紙、紀州新聞に随想を連載している。
連載は今も継続中で、『きのくに百余話』にはこれまで掲載した百以上の随想をまとめた。旅行で訪れたモンゴルやミャンマー、戦争体験、紀南の自然、郷土の歴史などについてつづった文章を、「紀行」「自然」「徒然」の3編に分け紹介している。
A5判、336ページ。問い合わせは後藤さん(由良0738・65・1281)。 |