わかやま絵本の会は郷土絵本『空海の話』とイラストマップ『みんなで歩こう熊野古道 大辺路・小辺路』(写真)を出版した。
『空海の話』は、同会代表の松下千恵さんが絵と文を担当。厳しい修行を積んだ空海が、密教を学ぶため唐に渡り、帰国して高野山を開くまでを、わかりやすい文章と力強いタッチの絵で書いた。松下さんは「小学5、6年生の読者を念頭に置いて書いた。しっかりと現実を生きるための知恵を人々に示した生身の人間空海を伝えたい」と話している。A5判、52ページ。650円。
『みんなで〜』は、1998年初版の『いっしょに歩こう熊野古道』の姉妹判。前回は紀伊路から中辺路を取り上げ、今回は田辺から海岸線を回って熊野に行く大辺路と、高野山から熊野への最短コース小辺路を案内している。
2002年10月から会員有志が取材を開始。全行程を歩き、生駒和歌子さんがイラストマップにまとめ、松下さんが文と監修を担当した。地図の横に、道中のこぼればなしや周辺の名所、風景を書き込み、また地図とは別に「おはなしコーナー」を設けて歴史や伝説を紹介している。「道は歩いてこそ生きてきます。ぜひ歩いてみてください」と松下さん。A4判、36ページ。1000円。
問い合わせは同会(073・452・4341)。 |