『和歌山県の歴史』発行
古代から現代まで網羅

        
6人が共同執筆 山川出版社から『和歌山県の歴史』が出版された。1970年に安藤精一・和大名誉教授が同タイトルで執筆、同社から出版しているが、今回34年ぶりに小山靖憲・和大名誉教授、高嶋雅明・和大経済学部教授ら6人が、時代を分担し全面的に書きおろした。
 前書きの「風土と人間」で、県が全国に占める地理的条件や紀北と紀南の気候、風土を解説。本文は「紀伊の考古時代」「紀伊の律令時代」から「藩政の変化と産業の発展」「現代社会の展開」まで11章。古代から、信長・秀吉の紀州攻め、徳川頼宣の入国、和歌山県の成立、大戦を経て現代の和歌山まで網羅している。
 途中、「熊野参詣道」「和歌浦と和歌祭」「華岡青洲と春林軒」「戦時下の暮らし」などコラムをはさんでいるほか、巻末に年表や市・郡の沿革表、各地の祭礼・行事を掲載した。
 四六判、392ページ。1995円。主要書店で発売中。問い合わせは山川出版社(東京03・3293・8131)。

(写真=6人が共同執筆)