母子の確執と介護
奥野美子さん短編小説に

        
病床の白い窓より 海南市の奥野美子さんが短編小説『病床の白い窓より』(写真)を碧天舎から出版した。
 介護が必要となった年老いた母親。幼いころから母親との確執を抱え、心を病みながらも現実を受け入れる私。現実から目をそらせたものの私の病気によって本心をはき出した兄。「どこの家庭でも起こりうる痴呆老人問題に一石を投じたかった」と奥野さん。「信頼を裏切られた痛手と、ひとを信じることの難しさを書いてみたかった」と話している。
 四六判、64ページ。税込み1510円。問い合わせは碧天舎(東京03・5217・3171)。