和歌山市在住の姉妹が「藤上さとり」のペンネームで漫画家デビュー、11月15日(月)にコミック『Free Out』第1巻(写真)をアース工房から発売する。
姉は小学校時代からマンガを描いており、雑誌に応募経験があるが、就職を機にマンガから離れていた。一方、妹はマンガ、小説を手掛け、さらに油絵を勉強していた。2年前、再び描きたい思いに駆られた姉と、油絵に行き詰まりを感じていた妹。2人のタイミングが合い、「藤上さとり」として共に取り組むことにした。
『Free Out』誕生は、姉が見た夢がきっかけ。「かっこいい奴らを描きたい」と妹に相談し、1枚のイラストが完成した。色を塗り、額に飾っているうちに、「マンガにできるかも…」と描き始めた。
マンガファンに読んでもらったところ、女性を中心に好評で、「だんだん作品に対する自信と愛情が深まっていきました」と姉。今年(2004年)6月に出版社へ持参した後はトントン拍子で話が進み、8月にコミック出版が決まった。妹は「夢は叶うものなんだなあと思いました」。
舞台は人間と化け物が共存する世界。人に害のある化け物を退治するため、派遣される退治屋の真とユウ。17歳ながら類い希な戦闘能力を持つ2人だが、ある事件をきっかけに、古い伝説の呪いに巻き込まれる――。
姉は将来のアニメ化を夢見ており、「キャラクターの声はどんなになるんだろう?と考えたりすることも。いつか動いてくれないかなと思っています」とにっこり。注目の第2巻は来年(2005年)4月発売予定だ。
630円。主要書店で販売。問い合わせは同社(東京03・5524・1606)。2人のホームページアドレスは(http://www16.ocn.ne.jp/~freeout/)。 |