合唱組曲「熊野」の楽譜出版
        
 混声合唱組曲『熊野』の楽譜がこのほど、音楽之友社から出版された(写真)。
 『熊野』は随筆家の梅田恵以子さんが作詞を、和歌山大学教育学部の森川隆之教授が作曲を担当した組曲で、熊野地方の自然や歴史を題材に『神の邑―春』『熊野杉よ―夏』『落葉ふる―秋』『祈り―冬』の4部からなる。1986年11月、和歌山市民合唱団が初演した。
 梅田さんの詞からイメージをふくらませ、曲を付けた森川教授は「梅田さんと一緒に熊野を歩き取材をしました」と振り返り、「各大社はもちろん、熊野古道が印象に残っています」と話す。
 20分を超える混声合唱組曲のため、初演後は演奏されることはなかったが、今年、高野・熊野地域が世界遺産に登録されたことをきっかけに、「多くの人に歌って欲しい」と出版を決意した。来年(2006年)夏に演奏会を開く予定で、「全国的に広まればCD化」も考えている。
 56ページ、1680円。問い合わせは音楽之友社(03・3235・2111)。