わかやま絵本の会は、熊野那智参詣の曼陀羅を絵本にした『絵解き 熊野那智参詣曼陀羅』(写真)を発行した。
多数現存する熊野那智参詣曼陀羅の中から、補陀落山寺所有のものを写真家の照井四郎さんが撮影。それをもとに、立花秀浩さんが、絵に描かれている建物や人物、参詣の歴史や熊野信仰についてわかりやすく解説している。
同会代表の松下千恵さんは「曼陀羅を眺めていると絵の中には様々な人がいて、何をしているのか、何の建物かなど、とても知りたくなってきた」と発行のきっかけを話す。1枚の曼陀羅を13ステージに分け、「タチバナくん」と名づけた山伏姿のキャラクターが説明しながら読者を那智に案内する構成。「小学4、5年生以上なら十分理解できると思います」と松下さん。
A4判、32ページ。1000円。
また、同会は、『南方熊楠 英訳付』を発行した。5年前に日本語にエスペラント訳付で出した熊楠の伝記をリニューアルし、英訳に変えた。B6判、64ページ。650円。
問い合わせは同会(073・452・4341)。 |