県警少年課、東警察署ほかは、ボランティアで街頭啓発活動を行った中学生の感想を冊子『社会参加活動を体験して』(写真)にまとめた。東署生活安全課の三栖康孝係長は「活動の中でかけられた『ありがとう』『ご苦労さん』『頑張ってね』の言葉に感激した素直な気持ちがつづられている。今の中学生の気持ちを理解するための参考に」と話している。
規範意識や防犯意識、他人を思いやる気持ち、ボランティア精神を養ってもらおうと、昨年(2004年)5月から10月まで計6回、和歌山市内の中学生に呼びかけ、街頭活動を実施。西和、有功、河西、城東、高積、日進、東、東和の各中学校からのべ120人が、薬物乱用防止、マナーアップ、街頭犯罪抑止を啓発するため、JR和歌山駅前やスーパーで呼びかけた。
活動後、感想文を募ったところ、素直な気持ちが寄せられた。マナーアップキャンペーンに参加した女子生徒は「『ありがとう』『頑張って』。この一言の重みを初めて感じました」、男子生徒は「自分が社会の一員、また、生徒会の一員として、社会に役立つことができて、とても嬉しかった」。また、ひったくり防止のための自転車かご用カバーを配った男子生徒は「奉仕の精神を忘れずに、機会があればこのようなボランティア活動に参加していきたい」。
集まった生の声を多くの大人に知ってもらおうと、冊子を千部作成し、学校やボランティア団体などに配布した。東署の三栖係長は「活動後に『今度はいつ街頭に立つんですか』と個人的に質問してきた子もいる。『もっとやりたい』とやる気を見せられると励みになります」。さらに、活動する中学生を見守ってきた東署管内少年補導員連絡会の半田徳夫会長は「街行く人も子どもたちが呼びかけると、真剣に受け止めてくれる。暑い中でも一所懸命に取り組んでくれた今の中学生は捨てたもんじゃないです」ときっぱり。
希望者は東署、三栖係長(073・475・0110、内263)へ。 |