砂山小学校校長などを務めた和歌山市上野の湯川馨さん(78)が小冊子『和歌山市・紀伊地区歴史のこぼれ話』を発行した。
県退職公務員連盟和歌山支部の「支部だより」に1991年から2002年まで連載した「歴史散歩」、紀伊地区公民館広報紙「ふれあい紀伊」に94年以来連載中の「紀伊の里あれこれ」を1冊にまとめた。
第1部「歴史散歩」では、善明寺の地名の由来や1952年のヘルシンキ五輪で銀メダルを獲得した山東村の橋爪四郎さん、紀三井寺を救った美女伝説など、埋もれている歴史のこぼれ話を旧村ごとに1話ずつ計33話を紹介。第2部「紀伊の里――」では紀伊地区内の様々な歴史を取り上げている。
完成した冊子を手に、「退公連の連載を始めたのが64歳。『よく続いたなあ』というのが一番です」と湯川さん。「日ごろの生活の中で見過ごしてしまいがちですが、私たちの足元に歴史があるということを知ってほしい」と話している。
A5判、140ページ。和歌山市民図書館で閲覧できる。問い合わせは湯川さん(073・461・3158)。
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