和歌山市出身のジャズピアニスト出口誠さん率いる「出口誠トリオ」がファーストアルバム『ウィル』を8月24日(水)に発売する。出口さんは「『海と山に囲まれ、空気、水のおいしい和歌山で生まれ育ったため、こんなに新鮮で綺麗なアルバムが誕生した』ということを、故郷の人たちに伝えたい気持ちでいっぱいです」と話している。
出口さんは1969年生まれで、5歳でピアノを始めた。中学時代に作曲にめざめ、高校時代にジャズの虜に。大阪音楽大学在学中、大阪のジャズクラブでプロデビュー。94年に上京し、大井貴司スーパー・バイブレーションの一員として全国ツアーに参加、九六年にはオペラ歌手、中島啓江のツアーメンバーを務めた。現在も多くのセッションに参加する一方、ベースの佐瀬正、ドラムスの井川晃とつくる自身のトリオでライブ活動を展開している。
アルバムは全10曲で、うち4曲が出口さんのオリジナル。目を覚まし、外の景色を見たときの希望に満ちたすがすがしい気持ちを曲にした『スウィート・アフタヌーン』を1曲目に。2曲目の『アイ・ウィル・ノット・チェンジ・マイ・ウェイ』は和歌山への郷愁の思いをこめた。
4曲目の『クリスタル・ナイト』は夜景をイメージした曲。先日、久々に和歌山を訪れ、和歌浦から夜景を見た出口さんは「この曲の舞台が和歌山だったことが改めて分かりました」とにっこり。もう1曲は初恋の初々しさをテーマにした『ファースト・ラブ』。
CDタイトルには未来形に使われる『ウィル』を採用した。「『ジャズは昔の音楽』という人もいますが、即興で演奏するのはジャズだけ。『この曲がこのメンバーに演奏されると、どう展開されるだろう』『あすこの曲を演奏したらどんなになるだろう』と未来への期待感がある。そんな気持ちをこめました」と出口さん。「ジャズを知らない人も多いと思いますが、このアルバムを通じ、1人でも多くの人に魅力を知ってほしい」と話している。
2500円。来年、CD発売記念ライブを和歌山で開く予定。問い合わせは出口トシ子さん(073・451・6460、FAX兼)、ホームページ(http://www.m-deguchi.com)。
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