和歌山市の上田絵理さんが、絵本の紹介エッセイ『ねえ、読んでみて!』(写真)を日本エディタースクール出版部から出版した。上田さんは本紙でコラム「ねえ、読んでみて!」(2000年2〜5月)と「新 ねえ、読んでみて!」(01年4〜9月)を連載。本書はこれらに加筆修正したものを第1部に、第2部は隔月に発行している『ERIの絵本通信』をまとめ、73冊を紹介している。表紙は同市のイラストレーターはたのよしこさんが担当した。
第1部は、上田さんの子どもが幼稚園に通っていたころ読み聞かせた中から選んだ絵本を「私の好きな動物くんの本」「友達っていいなの本」「ワッハッハの本」など11項目にわけて掲載。
第2部にまとめた絵本通信は、子どもが絵本から卒業した後、自分のために絵本を楽しむようになった上田さんが「大人が楽しむ絵本」を紹介したいと、2年前から発行。A4サイズ1枚に毎回テーマを決め、2、3冊を取り上げている。今回、12号発行したうち、9号分を集めた。
「本を出すのが夢だった」と語る上田さん。絵本通信を配布している書店で「ERIのおすすめ絵本コーナー」を受け持ち、自宅では200冊近くある絵本を手作りケーキと楽しんでもらう会を開くなかで広がりを実感。「最初は自分が好きでしていたことですが、感想の手紙をもらったり、新しい人が会に参加してくれたり。また、今年は大人のための絵本がブームで、ニーズがあるのではと考え、本にまとめて発信してみようと思いました。子育て中のお母さんだけでなく、幅広い年齢の方に読んでいただいて、絵本の楽しさや奥深さを知ってもらえたらうれしい」と話している。
四六判、118ページ。宮脇書店和歌山店(同市広瀬中ノ丁)で取り扱っている。問い合わせは同社(03・3263・5892)。 |