わかやま絵本の会の絵本『稲むらの火 浜口梧陵のはなし』のエスペラント・英語・日本語版がグループ・インテルポポーラから発行された(写真)。
絵本は、安政の大地震の際、刈り取った稲に火をつけて津波を知らせ、村人たちを広八幡神社に誘導した梧陵の功績を紹介している。1995年の初版だが、国内や海外での相次ぐ地震災害を受け、今年(2005年)4月、再版された。
「ここ数年はインド洋沖地震やアメリカ南部のハリケーンなど災害が多かった。梧陵の自助自立、共生の精神を世界の人々に知ってもらいたい」と和歌山エスペラント協会の江川治邦さんが、絵本の会にエスペラントと英語の翻訳を申し出た。エスペラント語は江川さん、英語は県国際交流協会の山田恭久さんが担当。絵は原作のままで、日本語文も一緒に掲載している。
絵本は中国、ベトナム、インドネシア、アメリカなど15カ国に贈呈。江川さんは「梧陵の精神をぜひ感じてもらいたい。そして感想や意見を和歌山県民にフィードバックできれば」と話している。
B5判、44ページ。800円。問い合わせは江川さん(073・461・2234)。 |