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わかやま絵本の会は『おしえてわかやま 熊楠編』(写真)を出版した。同会20周年を記念し、昨年から出している「おしえてわかやま」100シリーズの第4弾で、 南方熊楠の名言を百選び、テーマ別に収録している。田辺市にある熊楠の旧邸に遺っていた膨大な数の書簡、日記などを南方熊楠顕彰館が解読したものや、すでに本で紹介されている文章から、同館の中瀬喜陽館長がピックアップ。「自己を語る」「生活」「大英博物館筆写」「神島」「猫と亀」など12項目に分けた。 「学問するものは愚人に知られずとて気に病むようでは学問は大成せず」「世間は芝居のごときもので、本当にかなしきはかなしみ、腹立つ時は腹立つのが、うまく自分の役を勤め果すことと思えり」 原文のまま紹介し、わかりやすいよう現代語に訳し、ルビも付けた。 同会代表の松下千恵さんは「熊楠は奇人、変人と言われているが、名言を読むと、また違う一面が発見できる。何事にも懸命に取り組み、世界中のたくさんの本を読んできたので、国や自然のあり方について見通しが効いた素晴らしい人物像がみえます」。 A6判、203ページ。1000円。問い合わせは同会(073・452・4341)。 |
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