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わかやま絵本の会は、和歌山出身の地質学者で湯川秀樹の父親、小川琢治の生涯を描いた絵本『おがわたくじ』を出版した。琢治は1870年、田辺で生まれた。幼いころに和歌山に引っ越し、83年、和歌山中学(現・桐蔭高校)に入学。86年に上京し、翌年、東京大学の前身である第一高等学校に入った。この年、和歌山へ帰る途中に濃尾地震の惨状を見て、地質学を目指すようになった。家庭では五男二女に恵まれ、3番目の男の子が物理学者の湯川秀樹で、日本初のノーベル賞を受賞した。 絵本は「ナマズ」を進行役に、濃尾地震の惨状を絡めながら、生い立ちや地質学を目指す経緯、学者となり日本全国を歩いて地層を調べた業績などを紹介している。 21×21センチ、44ページ。800円。問い合わせは同会(073・452・4341)。 写真=琢治は地層調査のため全国各地を歩いた |
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