紀州を書いた随筆集
梅田恵以子さん『草の花』

     
 和歌山市の随筆家、梅田恵以子さんが4月、随筆集『草の花』(写真)をアガサスから出版した。
 1990年、「紀州ふるさとの歌づくり」でサントリー地域文化賞を受賞。2002年度に県文化賞を受賞するなど、紀州をテーマに多数の著作がある梅田さん。今回はテレビやラジオ、新聞、雑誌に取り上げられた随筆や詩をまとめた。ダークダックスの曲に書いた詩やエピソード、戦時中大阪から和歌山市に疎開した当時の経験談や、着物や民謡などテーマは多彩。梅田さんが帝塚山学院短大卒業時に出版した歌集『二十一歳』も収めている。
 出版に際し梅田さんは「私は現場主義で、必ず取材をしてから書くんです。和歌山に住んでいるなら和歌山だけを書こうと思い、風景、文化、食などいろんな角度から見た和歌山を集めました」と話している。
 四六判、310ページ。2100円。問い合わせはアガサス(073・428・1010)。