お城の魅力 一冊に
絵本の会が『知ろう歩こう和歌山城』

       
 わかやま絵本の会は絵本『知ろう歩こう和歌山城』を発行した。和歌山城の歴史から文化財までお城のあれこれを1冊にまとめた絵本で、同会の松下千恵代表は「お城について新発見をしてもらえるはず」と話している。
 来年(2008年)の和歌山城再建50年を機に、お城にまつわる様々な話題をイラストを用い1冊に凝縮した。歴史や建築物としての特徴、また城内の文化財について詳細に記した。 
 本は高校生のわかちゃんとやまちゃんがお城について学んでいく形で、「お城ができるまで」「お城の建て方」「お殿さまの話」「お城を歩こう」「お城の外へ」の5部構成。「お城ができるまで」では歴史的に城が生まれてくる過程や、県内の城の分布を紹介。「お城の建て方」では石垣の組み方、城郭の形式や建築的な個性について、絵で分かりやすく解説している。
 また、「お城を歩こう」では城内に4つのコースを設定し、お城の中の見所を掲載。大手門にある「月見櫓跡」や、石垣を登ろうとする敵に石を落とす「石落とし」、城からの逃げ口「埋門」など見過ごしてしまいそうな見所が満載。絵図から見られるお城周辺の地図も掲載した。
 松下代表は「調べている間もさまざまな発見がありました。和歌山城のことがこれ1冊でかなり分かってもらえるはず。へえー、と感心しながらお城を歩いて欲しい」と話している。
 A4判96ページ。1200円。県内の主要書店で販売している。問い合わせは同会(073・452・4341)。

写真=冊子を手にする松下代表