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紀美野町の作詞家、水本忠男さん(64)が作詞した曲『紀の川慕情』が10月30日、発売された。水本さんが「和歌山の曲を残したい」との思いを込めた歌詞に、多数のヒット曲がある作曲家の花笠薫さんが曲を付け歌った。水本さんは「歴史のある紀の川に人間のさまざまな思いを重ねた。多くの人に聞いて欲しい」と話している。水本さんはかつて歌手をめざし、20代のころは大阪のクラブで7年間歌っていた。その後、和歌山へ戻り、飲食店を経営していたが、42歳の時、『女のさが』を作詞。ラジオで流れ好評を集め、続いて『夢しずく』『人生だるま』を作詞し、演歌歌手の山口瑠美さんが歌った。また、今年(2007年)、日本音楽著作権協会から認定証を受け、プロの作詞家として公認された。 『紀の川慕情』にとりかかったのは62歳の時。医師に一度は癌と診断され、「この世に何かを残したい」との思いをかけた。歌詞に登場する加太の海などに通い、風景からイメージした大人の恋を描いた。その詞が出版社を通じ、金田たつえの『お母さん』、香田晋の『夢いちど』などヒットの曲のある花笠薫さんの目に触れ、花笠さんが作曲。歌も担当した。 水本さんは「紀の川と人の歴史を思い描きながら作った。いい曲になりました。和歌山のふるさとの歌として育って欲しい」と望み、「将来的には和歌山出身の女性歌手に歌ってもらい、より多くの人の耳にふれる機会が増えれば」と話している。 1200円。イシイ、ブロードバンドミュージックなどで発売している。問い合わせは水本さん(073・489・2256)。 写真=作詞した水本忠男さん |
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