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海南市の小学6年生、こがみどりさん(11)が絵本『不思議なたね』(写真)を出版した。こがさんが四年生の時に書いた作品にイラストレーターが絵を加えたもので、こがさんは「本は自分が体験できない世界を体験させてくれる。まさか本になるとは思っていなかったのでびっくり」と喜んでいる。 |
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| 「将来は作家になりたい」 | ||||
| 両親が「幼いうちから本にたくさんふれて感受性をみがこう」と、身近なところに本をたくさん置くようにしていた。こがさんは時間があれば本を手にし、幼稚園の先生などに物語を話すこともあった。「ゲームや漫画もあるけれど、本が一番好き」と話すこがさんは、学校にある本で興味のある作品は全て読んでしまったため、自宅から持ち込んで休憩時間に読んでいる。 1年の時、妹が生まれたのを機に「何か話を聞かせてあげたい」と、オリジナルのストーリーを聞かせるようなったのが制作のきっかけ。寝る前や、山や海へ遊びに行った時に思いついたことは、忘れないようメモしている。作品の主人公は、自分が体験したいとの願いから、こがさんと同じ年齢に設定している。 4年で出版社のコンテストに『不思議なたね』を応募したが落選。「せっかくの作品がもったいない」と父の職場にいたイラストレーターに依頼し、絵本にした。 ストーリーは、少女が夢の中で3色の種を使って困った人たちを助け、最後に、夢から目を覚ました少女が自宅の庭で種が入っていたビンを見つける内容。こがさんは「将来は宮部みゆきや池田美代子のような、怖いけど面白さがあるようなファンタジーが書ける作家になりたい」と話している。 B5変形判。24ページ。420円。宮井平安堂、宮脇書店で販売中。 |
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