地方議会の“虎の巻”
原点見直しに県友会発行

            
 元和歌山県議会議員でつくる和歌山県友会は冊子『地方自治と議会-予算・決算の見方』を制作。県議会事務局で配布している。同会は「議会活動の虎の巻が完成した。地方自治の原点を知ってもらい議会の活性化に役立ててほしい」と話している。
 同会の鈴木俊男会長が事務所を整理中、渡辺勲理事長が議員時代にまとめた『ナベやんの関空物語』を見つけ、「こんな時代こそ改めて地方自治の原点を見直してもらおう」と渡辺さんに相談、冊子発行を企画した。
 まず、地方自治制度の歴史と、憲法との関係を紹介。公務員制度の確立や町村合併、住民運動の激化など、明治時代以降の社会情勢とそれらへの対応を解説し、これからの課題を指摘した。「行政能力に限界がある以上、住民の要求内容の選別と優先順位には慎重且つ勇気を持って当たらねばならない。ここに、地方議会の良識と賢明さを発揮するチャンスがある」と地方議会の重要性を説明している。また、予算と決算の見方について、予算形態や成立するまでの手続き、財政用語を紹介している。
 無料。A4判、84ページ。希望者は同事務局総務課(073・441・3560)。
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