京橋、ブラクリの写真満載
『あのころの和歌山』発行

            
 和歌山市立博物館は2月1日、明治後期から昭和初期にかけての和歌山を撮影した写真図録『写真にみるあのころの和歌山-本町編』を発行した。3年前に同館で開催した古写真展が好評で、図録を求める声が多かったため今回新たに1冊にまとめた。
 京橋や本町通り、ブラクリ丁、元寺町や紀の川沿岸の古写真71枚を収録した。京橋界隈の写真では、「かき惣」の舟が橋のたもとに停泊している1929(昭和4)年の写真や、同年末に撮影された、京橋鉄筋コンクリート化の竣工式の写真などを掲載。ブラクリ丁では、同商店街の名前の由来となった、商品をぶらさげる形で販売する商店を撮影したものや、江戸時代の市場の流れをひく万市場など珍しい写真も数多く、意外な故郷の風景を垣間見ることができる。また、一口コラムや年表もあり、昔の和歌山を知るヒントがつまっている。
 1日の発行から好評を集めており、同館は「過去の和歌山には活気に満ちた時代もあった。この図録が町づくりの一助になれば」としている。
 A4判。32ページ。500円。問い合わせは同館(073・423・0003)。

写真=昔の風景を写した貴重な写真を多数掲載

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