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和歌山のご当地ソングを歌い続けてきた和歌山市の神保和彦さん(80)が2月25日、CD『神保和彦・歌の軌跡〜和歌山を歌い続けて五十五曲』をキングレコードから発売した。和歌山の歌謡界をもり立ててきた神保さんの集大成的な内容で、神保さんは「さらに頑張る一歩にしたい」と話している。神保さんは小学3年生の時、音楽会の会場で『富士山』を独唱し歌の魅力に打たれた。戦時中、自由に歌えない時代を経て、戦後、和歌山市内で菓子店を営みながら歌の練習に没頭した。その姿を目にした作詞家の高木勉さんにスカウトされ、『古城』など数多くの名曲を手がけた作曲家、細川潤一さんに弟子入り。東京のキングレコード附属日本歌謡学院に入り、歌を本格的に学んだ。 その後、和歌山に拠点を移し、1971年の黒潮国体に合わせ作られた『紀州がんがら節』でレコードデビュー。以来、『すさみ音頭』『砂山音頭』など郷土を歌った曲のレコードを出してきた。80年には歌謡スタジオを和歌山市内に開設。テレビ和歌山のカラオケ道場の道場主などを務め、歌に親しむ機会を市民に提供してきた。 CDは、神保さんが歌った和歌山の曲55曲から17曲を厳選。また、「80歳の歌声を聞いてもらいたい」と、かつて長男がレコード化した『花氷』を新たに収録した。神保さんは「その時々に全力投球するのが私の信条。和歌山をPRするつもりで歌ってきた。音頭、エレジー、小唄とバラエティに富んだ内容です」と話している。 3000円。和歌山県内主要レコード店で販売している。問い合わせは和歌山歌謡スタジオ(073・436・3404)。 写真=「全力投球が信条」と神保さん |
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