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和歌山城郭調査研究会は昨年(2008年)の調査結果をまとめた『和歌山城郭研究』第8号を発行した。大規模な城郭だけでなく、小規模な屋敷跡、山城跡を丹念に調べている同会。建物が残っておらず、現在は田畑や宅地になっているところも、土の盛り方を調べたり、明治時代の地籍図で確認したり、地元の人に聞いて調査を進めている。 今号の特集は「岩出市・紀の川市北部・かつらぎ町(旧花園村)の城館跡」。根来寺や古和田城跡、高田城跡、粉河御殿跡など27カ所の調査結果をまとめた。これまで未確認だった江川中城跡、西岡城跡、東岡城跡(いずれも仮称)も紹介した。 なお、紀の川市南部の調査結果は昨年末発行の第7号に掲載しており、白石博則代表は「城跡の存在を知らないと壊されてしまう可能性もある。ぜひ地元の人に読んで、知ってもらいたい」と話している。 第8号ではこのほか、「和歌山城下町を歩く」と題し、追廻門から西へ向かい、正住寺、七曲市場、湊城跡などの歴史を紹介。論文「紀州御殿に関する一考察」「和歌山城天守図にみる建築構成」ほかも掲載している。 B5判。8号は1000円、7号は800円。希望者はハガキに住所、名前、7号、8号のどちらを希望するか、希望冊数を書いて、〒641・0052和歌山市東高松三—六—一六、白石博則さんへ。問い合わせは白石さん(073・445・0122、午後8時以降)。 写真=紀の川市や岩出市の城館跡調査結果をまとめた第7号と8号 |
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