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童話を読みながら算数の問題を解く「国語的算数テキスト」を田辺市の主婦、玉井満代さんが出版した(写真)。ストーリーに沿って計算問題を設けたユニークな教材で、玉井さんは「ボキャブラリーがなく自己表現がうまくできないため、息苦しさを感じている子は多い。状況を思い浮かべながら計算することで国語力をつけてもらいたい」と期待している。京都出身で放送作家の経験がある玉井さん。夫の実家がある田辺に移り住んだ後、市民参加型の演劇やミュージカルの脚本を手がける一方、学習塾を立ち上げ、現在も田辺や和歌山市で指導を続けている。 指導する中、「文章をじっくり読まず、言葉をきちんととらえないまま反射的に答えを出そうとする子や、すぐにあきらめてしまう子が多い」ことに気づいた。「国語は漢字や熟語、算数は公式と暗記科目にするのではなく、問題文の情景を思い浮かべながら計算することで、深い理解が得られるはず」と、国語力を意識した計算テキストを考案した。 ストーリーは玉井さんが昨年出版した童話『キャドック王国とリンボのオオカミ』をアレンジ。本文を読んだ後、登場人物が風船をもらった数や買い物で使った小遣いの合計額などの問題を解く。絵を見て答える問題や言葉の意味の質問もあり、ストーリーを楽しみながら場面に応じた問いを盛り込んだ。 A4判1995円。小学1年から3年まで学年別にある。各書店で取り扱い。問い合わせは玉井さん(0739・26・2278)。 |
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