和歌山への愛 メロディに

    
   孫市らサムライ魂歌う
ロックバンドTHE BEAT   
 和歌山を拠点に活動するロックバンド、ザ・ビートの新作CD『天下に八咫烏』が発売された。雑賀孫市ら戦国武将の魂を歌い、“サムライミュージック”を全面に出した作品。リーダーの岡村康司さんは「今失われつつある心、日本的なものをロックで歌いたい」と話している。
 ビートルズやキャロルに憧れ、和歌山初のプロのロックバンドとして1982年に活動をスタートしたザ・ビート。旺盛なライブ活動を展開するほか、幾つかのバンドと「ロックンロール・レボリューション・ブラザーズ」を結成し、各地でライブを行うなど和歌山の音楽シーンを活気づけてきた。
 2000年にはCD『紀州サムライ魂』を発表。戦国時代に紀州で勢力を誇った雑賀孫市を題材にした曲を歌い、その後も『よみがえれ孫市』『サムライ魂』など日本の歴史から刺激を受けて作った楽曲を発表している。
 新作『天下に八咫烏』は全曲オリジナル。ライブで好評を集めている『天下に八咫烏』はじめ、『サムライパッション』『さくら舞い』など八曲を収録した。岡村さんは「サムライミュージックを意識した作品。誰もやったことのない、ビートのオリジナルのスタイルにこだわった。不況でたいへんな時代、みんなを元気づけ、50年、100年たっても和歌山でみんなが口ずさんでくれる曲を作りたい」と話している。
 音楽文化堂市駅前店などで販売。2000円。孫市の会(073・423・3136)。

写真=ザ・ビート。中央がリーダーの岡村康司さん


   紀州レンジャーズに歌のエール
シンガーソングライター 小椋誠也さん   
 関西独立リーグの紀州レンジャーズ公式応援ソング『紀州レンジャーズ〜僕らの描く空』が新たに完成した。作詞、作曲した紀美野町出身のシンガーソングライター、小椋誠也さん(28、写真前列中央)は「観客の皆さんに歌ってもらえるよう、わかりやすい詞とノリの良いメロディにしました」と話している。
 2008年にアルバム『四つ葉のクローバー』で全国デビューし、関西を中心に音楽活動を続ける小椋さんは高校時代、野球部に所属。今回、応援歌を作るにあたり、「白球を追った過去の自分を振り返り、『こういう音楽がほしい』と思った曲」と特別な思いを語る。テンポの良いメロディに選手へのエールを込めた歌詞を乗せ、歌いやすい曲に仕上げた。
 レンジャーズのホーム試合で流す予定で、小椋さんは「球場でみんなで歌ってアツくなりたい。歌のエールを力に優勝をめざしてほしい」と期待。主将の芳岡弘泰選手は「闘争心があふれる曲。お客さんの声が聞こえると疲れが吹っ飛ぶので活躍して恩返ししたい」と話している。
 1000円。CD販売店、試合会場で販売。KSTミュージックオフィス(073・419・0412)。

ニュース和歌山2010年4月24日号掲載

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