きのくに子どもNPOは発達障害や不登校、多胎児などの子育てで不安を感じたときにサポートしてもらえる専門機関を紹介した冊子『特別なニーズを持つ親子のための支援ガイドブック〜はじめの一歩』を発行した。同NPOの嶋孝子さんは「相談しにくかったり、不安を抱えるママの気持ちに寄り添えられれば。当事者目線で編集しました」と話している。
発達障害や不登校、非行…
和歌山市内で子育て広場を運営する同NPOは、育児に悩む母親から相談を受けることが多く、これまではスタッフが知る範囲で専門機関を伝えていた。これを受け、「もっと情報を集めて一本化し、悩んでいる母親に一歩踏み出してもらおう」とスタッフ八人で作成に乗り出し、一年かけて完成させた。
冊子は「学校に行きたがらない」「発達が気がかり」「非行に走ったら」など八項目に分類。「『ちょっとおかしいな』と感じるけれど、どこへ相談すればいいのか分からない」「障害があると信じたくない」という初期段階のサポートに重点を置いた。専門機関の連絡先だけでなく、スタッフが保健センターや支援学校などを訪れ取材した施設の詳細や、発達障害の子をもつ“先輩ママ”からのアドバイスなど、生の声を盛り込んで「はじめの一歩」を支える。
また、虐待や育児疲れ、外国人の親向けのページも作り、きめ細かくフォロー。代表の佐藤百子さんは「まずはサポートが必要な人のもとに冊子が行き渡るよう、広めてゆきたい」と話している。
2000部を作成。82ページ、A5判。無料。保健センターや市役所、医療機関に設置しているほか、希望者は同NPO(073・452・7710、FAX兼)に問い合わせれば入手できる。ニュース和歌山皆さんコーナー窓口でも先着十人に配布する。土日休み。
写真=漫画やコラムもあり、読みやすい一冊に
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