地名の由来 一冊に
「あがらの和歌山」第5弾 紀州文化の会が発行

 和歌山の魅力を本にまとめ、県内外に発信する紀州文化の会は5月7日(土)、『あがらの和歌山〜地名てほんまにおもしゃいでぇ』を出版する。
 和歌山への郷土愛を持ってもらおうと活動する同会。会社経営者や郷土史家ら有志が2004年に結成し、地元の歴史、人物、出来事を紹介する本を毎年出版している。
 今回は和歌山市内の地名や町名にスポットを当てた。市史や県史を始め、『紀伊続風土記』や古地図など歴史資料から、それぞれの由来をひもといた。紀の川が氾濫して船の舵がとれなくなったことからついた「梶取」や、その際に沈んだ船の名前が「次郎丸」など、地域で暮らす人々が口づてで伝える由来も紹介。地形、職業、人名、城下町、信仰と、それぞれの由来を分類している。
 大江寛事務局長は「一生のうちで何度も書く地名は、意外と意識されることが少ない。由来を知ることで、かつての和歌山の息吹を感じてもらいたい」と話している。
 B5判。350ページ。2200円。大江さん(073・477・7892)。

ニュース和歌山2011年4月30日号掲載

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