新宮城跡や有田川の山城
城郭研究第10号

 和歌山城郭調査研究会は昨年の調査結果を中心にまとめた『和歌山城郭研究』第10号を発行した。
 2002年以降、毎年4月に出している機関誌。今号一つめの特集は「新宮城跡と城下町をめぐって」で、会員の川崎康樹さんが城の南にあった伊佐田池について考察している。水島大二さんの論文「紀伊新宮城残存石垣を観る」も掲載した。
 二つめの特集は「有田川町の城館跡」。南北朝時代や戦国時代の山城跡が多く残る同町で、昨年、同会メンバーが調査した城館跡23カ所の特徴や歴史をまとめた。
 このほか、白石博則さんの歴史散歩シリーズ「和歌山城下町を歩く」、水島さんの報告「消えた城・消えた遺構」を掲載。高田徹さんの論文「太田城の伝・大門について」では、和歌山市太田にあった太田城の城門が移築されたとする定説の再考を提案している。
 送料込み1000円。希望者はハガキに住所、郵便番号、氏名、電話番号を書き、〒640・8404和歌山市湊五五七-四、野田理さんへ。白石さん(073・445・0122、午後8時以降)。

ニュース和歌山2011年4月30日号掲載

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