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昨年、和歌山市文化功労賞を受賞した水中写真家、由木毅さん(67、写真)が自叙伝『ネオン川から海へ流された男』の後編を出版した。由木さんは「20年間、紀伊半島でスキューバダイビングし、その後25年間世界の海を撮り続けた。一貫して海にかかわってきた人生だからこそ書けました。海をよく知らない人に、海中の情景を知ってもらえる一冊です」と話している。2009年に出版した前編では、故郷の鳥取から和歌山へ来て、サラリーマンからナイトクラブ経営者へ転身し手腕を振るったが、親友の遺言をきっかけに43歳で水中写真家に転身する場面で締めくくった。 後編は、モルディブやパラオ、宮古島など世界中の海に潜り、美しい自然や魚の姿を撮り続ける写真家としての半生をつづる。サメとの遭遇をはじめとする撮影時のエピソード、世界の写真コンクールへの挑戦、銀座での展覧会など、プロカメラマンとして走り続けた25年間をまとめた。「サメに遭った時は、我が身は生けにえになると思いました。スポーツカーのような流線型でとてもキレイなんですが…」と振り返る。 銀塩フィルムでの撮影にこだわる由木さんは、海中での撮影に8キロを超えるカメラ2台を持って入る。左手にストロボを持ち、右手でシャッターを押すには体力が重要で、現在もベンチプレスやスクワットなど毎日一時間のトレーニングを怠らない。「今は写真よりも小説を書きたいかな。実はもう執筆を始めています」とにっこり。早くも次回作に意欲的だ。 1050円。宮脇書店和歌山店で販売中。 |
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※ニュース和歌山2011年9月24日号掲載 |
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