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和歌山の豊かな森に触れてもらおうと、NPO法人のトライが2008年から製作を始めたマップが第3弾まで出そろった。「和歌山城」「友ヶ島」と続き、最新版は海南市の「春日の森」。植物や見過ごされがちな見所を盛り込んだ内容で、同会メンバーは「手にとって森に立ち寄って欲しい」と話している。自然と歴史が豊かな和歌山の森を見直してもらおうと、「紀の国森づくり基金事業」としてマップづくりを始めた。いずれも森の保存と活用が基本的な考え方で、『和歌山城の自然と樹木』『友ヶ島の自然と樹木 灯台エリア編』『「春日の森」の自然と樹木』の3枚を完成させた。各縦30センチ、横42センチのカラー四つ折り。表には四季折々の表情、動植物などの写真が並び、裏は歩いて巡るためのマップとなっている。また、植物の写真に番号をふり、マップにもその番号を記載。現地の植物に番号を書いたプレートを付け、所在を分かりやすくした。 『友ヶ島〜』はあまり注目されてこなかった灯台周辺がメーン。砲台跡やトーチカが残る島の個性を紹介した。最新版の『「春日の森」の自然と樹木』では、県レッドデータブックに記載されているミカドアゲハなど昆虫の写真はじめ、ツブラジイ、サカキ、ウバメガシなど特徴的な植物の写真を掲載。森の豊かさを伝える内容にした。 すべて製作過程で子どもたちと現地を歩き、子ども目線で気になったものも盛り込んだ。友ヶ島、春日の森のマップを描いたわかやま絵本の会の芝田浩子さんは「『森が乾くと地域が乾く』と海南の方が話していました。貴重なものがたくさん残る森を守っていかないとと思いました」。トライの高垣晴夫さんは「和歌山城は改めて木の山と感じた。友ヶ島はミステリアスで、春日の森は懐の深さを感じさせてくれる。とにかく一度歩いてみて欲しい」と話している。 無料。ただし、『和歌山城〜』はトライHPからのダウンロードのみ。トライ事務局(073・423・8910)。 写真=「地図を手に歩いて欲しい」と高垣さん(左)と芝田さん |
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※ニュース和歌山2011年12月3日号掲載 |
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