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 1月中旬から寒さが厳しくなり、鍋が食卓に上がる回数も増えているのではないでしょうか。好きな鍋の種類を読者に尋ねたところ、1位に輝いたのは水炊きでした。「ポン酢で食べると最高」(11歳女性)、「鶏のつくねとタラの水炊きが大好き。日本酒が進む」(56歳男性)と幅広い世代に支持されています。

 2位はきん差でキムチ鍋です。「鍋パ(鍋パーティー)でよく食べた。しめはラーメンをすすり、アイス。うまかったー」(28歳女性)、「寒さ吹き飛ぶ辛みとうまみ! 最後のチーズリゾットも楽しめる」(32歳男性)としめにこだわる声が届きました。

 すき焼きは、誕生日や祝いの日に食べる特別な料理との声が多く3位に。続くちゃんこ鍋は「鶏ガラスープとコンソメ、薄口しょうゆで味付けする春日野部屋の作り方を直接教えてもらった」(78歳男性)、5位の寄せ鍋には「酒かすを香り付け程度に」(79歳男性)とそれぞれにこだわりの作り方があるようです。

 水炊きを提供する和歌山市太田の舌屯(ぜっとん)、柴田浩幸店長…もつ鍋などに比べ、家庭で手軽にできる鍋が上位に入っていますね。1位の水炊きは関西は昆布などで、九州は鶏ガラを煮込んでだしをとります。地域によって味付けが違います。

(ニュース和歌山2016年1月27日号掲載)