160727_minabe 本格的に夏を迎え、水中ではあちらこちらで様々な生き物の卵や、幼魚の姿を目にするようになりました。

 みなべの海ではこの時期、アオサハギの幼魚がたくさん見られます。写真は「タマシイ」の愛称でダイバーたちに親しまれている生まれて間もないアオサハギの赤ちゃんです。

 肉眼では海中を漂う浮遊物と区別がつきにくいほどの小ささ(極小~5㍉くらい)で、ふわふわと漂うように泳ぎます。ウミシダやケヤリなど隠れられるもののそばを漂っていることが多く、ダイバーが近づくと身を隠し、すき間からチラチラと愛くるしい表情でこちらの様子を伺います。タマシイサイズのアオサハギは6月から8月ごろまで見られます。

写真=体長2㍉ほどのアオサハギの幼魚

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写真家 塩崎仁美…東大阪市出身。和歌山県内を中心に水中写真を撮影。東日本大震災の被災地でもボランティアダイバーとして活動している。

(ニュース和歌山2016年7月27日号掲載)