里の妖怪
出没地域:和歌山市
怖さ:5

17021104_oogumo 昔、和歌山市の北東にある楠本に、大きな楠があった。そこに巨大な蜘蛛が棲みついた。この大蜘蛛のせいで村は荒らされ、人々は弱り果てていた。そこへ現れたのが坂上田村麻呂という将軍。田村麻呂は訳を知るなり、大軍を率いて大蜘蛛に決戦を仕掛けた。しかし、大蜘蛛はなかなか倒れない。夜になると勝ち目がない。夕日に向かって「お天道様、どうか沈むのをお待ちください…」と祈る田村麻呂。すると沈みかけた太陽が再び輝き始め、ついに大蜘蛛を倒すことができた。それ以来、この辺りを日延村というようになったという。
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 妖怪をこよなく愛する和歌山市の漫画家、マエオカテツヤさんが毎週土曜日、妖しの世界に誘います。

(ニュース和歌山より。2017年2月11日更新)