表は、人口10万人当たりのある店の数です。全国平均が55・06軒で、100軒を超えているのは5府県。和歌山県はその1つで、4位に入っています。

 上位は中部地方以西が占めており、東日本を探すと、19位でやっと東京が出てきます。下位5県も東日本ということを含めて考えると〝西高東低〟ですね。

 さて、これは何のお店のランキングでしょう? 愛知県に多い店であることがヒント。お茶でもしながら考えてください。

 

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この数字な〜んだ?答え

・喫茶店の数

 和歌山県が4位に入った1面のランキング、答えは〝喫茶店〟の数でした。モーニングサービスで知られる愛知県が上位なのは納得ですが、高知県が1位なのは少々意外です。

 2014年時点で全国に6万9977軒、和歌山県は1094軒。法人経営と個人経営、どちらが多いかを見ると、和歌山県は92・3%が個人経営で、その割合は全国一でした。

 ちなみに、法人経営が最も多いのは東京で、53・3%と半分以上でした。海外資本のコーヒーショップが全国的に増える中、和歌山県は街に根付いたお店が多いのかもしれませんね。

(ニュース和歌山より。2017年4月15日更新)