『なにをたべたかわかる?』 作・長 新太(絵本館)


 表紙のねこのおなか、たぬきみたい。この大きなおなかには、びっくりなわけがありました。それは…。

 ある朝、ねこが大きな魚を釣りました。ねこが魚をかついで歩いていると、後ろからねずみがやってきました。すると、ぺろり! ねずみが魚に食べられてしまいました。いぬも、ぶたも、ゴリラも、魚に近づいた動物はみんな、食べられてしまいました。動物を食べるたび、魚はどんどん大きくなります。でも、ねこはそんなことを知りません。「いただきまーす」といって、大きくなった魚を食べてしまいました。

 ねこが食べたのは魚だけじゃないよね? さて、ねこは、なんとなんとなにを食べたことになる?

(和歌山市民図書館司書 額田美那子)

(ニュース和歌山/2017年9月13日更新)